鯉城東京同窓会ブログ


2018年02月10日

「修学旅行はどこに行った?」などなど。

年齢を越えたアンケート結果のご報告!


2月9日に行われた学年幹事懇親会においてアンケートを実施しました。

同窓会の皆さんは現在60歳でも40歳でも30歳でも、同じ場所に3年間通い、

同じような行事に参加した仲間です。

似た思い出を持っていらっしゃるのでしょうか。それとも、全く違うのでしょうか。

修学旅行の行先は、少しずつ変化があるようですね。

回答を読むと、「私と同じ学年の方に違いない!」を見つけられそうですね。

 

では、その結果をご報告します。

昭和33年卒から平成27年卒までの24名(男女/無記名)から回答をいただきました。

 

1.高校在学中に好きだったこと、夢中だったことは何ですか?

・サッカー 2票

・ギター 2票

・山岳部の部室に行って遊んだこと。

・迷路パズル

・ピアノを弾くこと。

・楽器

・教室でゼンマイ戦車の競争をすること(モーター戦車は禁止されていた)

・JAZZ演奏

・勉強に落ちこぼれ、部活も続かず、繁華街をうろついて、ケンカにあけくれていた。

・読書(成人誌から哲学書まで乱読)

・バスケットボール

・部活(放送部)

・学校帰りに友達とガストに行き、ドリンクバー注文のみで長時間話したこと。

・担任の先生と話すこと。

・友達との交流

・麻雀

・硬式テニス(テニス部のキャプテン。毎日、学校の周りを5周走っていた)

・軟式テニス

・女の子

・野球

・卓球

 

2.高校在学中に好きだった食べ物は何ですか?

・お好み焼き 7票

・ラーメン 2票

・マクドナルドのハンバーガー

・ドムドムバーガー

・やきいも

・クリームパン同好会を作った友人に付き合わされ、嫌いなクリームパンを

 無理して食べた(好きとはいえない・・・)

・焼き肉

・肉類

・サンモールのたこ焼き

・甘いもの

・本通りのグラタンや「リゾート」のオニオンサラダ

・食堂のうどん

・食堂の不思議なそば

・唐揚げ

・うどん屋「ちから」のおはぎ

・ぎょうざ

・粉もの

・すき焼き

・ブラックサンダー

・高校近くの甘味処のクリームぜんざい

・夏の部活の凍らせた麦茶

・アンデルセンの陳さんの蒸しパン

・からあげ棒

・高校近くの中華料理屋の焼き飯

 

3.文化祭における自分のクラスの出し物は何でしたか?

・思い出せない 8票

・どっきりカメラ:土を詰めたバレーボールを通行人に投げ返してもらう等 2票

・お好み焼き屋 2票

・肝試し 2票

・お化け屋敷 2票

・自分が脚本・監督・撮影を担当した短編映画の作成

・8mm映画

・自主映画上映

・部活があって参加できなかった。

・寄席(落語etc.)

・三銃士

・やきそば屋

・フィーリングカップル

・宇宙船(お化け屋敷)

・Live House

・なし

 

4.修学旅行の行先と印象に残っている出来事は何ですか?

行き先:

・信州 4票

・伊豆、箱根、日光、東京  2票

・富士急ハイランド、長野、黒部ダム

・奈良の那智の滝

・熱海、日光、東京

・熱海、富士山、浅間山、日光

・長野、箱根

・福岡

・名古屋、須坂、黒部ダム、白根山、鬼押出し、白樺湖、富士山、富士急ハイランド、東京

・箱根、白樺湖、日光、東京

・名古屋、信州、富士急ハイランド、箱根、東京

・上高地、富士急ハイランド、箱根、皇居

・信州、上高地、富士急ハイランド、、皇居

・名古屋、黒部ダム、白樺湖、東京

・ハワイ

・忘れた

 

出来事:

・トイレの順番を譲ってあげて遅くなったのに、怒られたこと。

・旅館で障子を破ったこと。

・新幹線で鉄道保安員に厳しく指導を受けた。

・志賀草津道が楽しかった。

・東京タワーで、当時好きだった女子と写真を撮ったこと。

・宿で他校の生徒とケンカになったこと。

・好きだった女の子とカードをしたこと。

・カヤックをしていて、船の上から落とされたこと。

・クラス全員で正座した。

・トロリーバスに初めて乗れたこと。

・寝台特急

・夕食が毎日、鍋でウンザリした。

・お腹がすいていたが、鍋料理をつつくことがなんだか恥ずかしく、あまり食べられなかった。

・皇居で友達と写真を撮ったこと。

・箱根小湧園のジャングル風呂でみんなでサザンオールスターズの「勝手にシンドバット」を歌ったこと。

・ハワイに行ったのに海に入れなかったこと。

・ジャンケン

・布団蒸し

・カップルになってくれと言われたこと。

・崖っぷちの山道をバスが通っている時に露天風呂を見つけ、乗っているみんなが覗きこもうとして崖側の窓に殺到した。

 バスがバランスを崩して崖に落ちるのではないかと怖かった。

・特になし

 

5.今、高校時代に戻るとしたら、やりたいことは何でしょうか?

・勉強 8票

・英語の勉強 3票

・憎々しい先生を殴る。

・化学研究

・絵を勉強したい。

・自由な精神で勉学

・恋愛

・JAZZ演奏

・音楽

・遊びたい

・みんなでキャンプ

・部活の量を減らしてもう少し遊びたい。

・彼女をつくってデート(当時はテニスしかしていなかった)

・女性へのアプローチ

 

勉強だけでなく、部活や遊びも充実させていた(させたいと思っていた)方が多かったのですね。

実は、皆さんが記入しながらしてくださった、回答の詳細のお話がとても楽しかったです。

中には、数十年前の修学旅行先の東京で、ガイドさんの案内で印象に残った会社があったが、

その後、その会社に入社し、今もがんばっているという方もいらっしゃいました。

この結果から、学年を越えて高校生活を共有している同窓会なのだと、あらためて感じることができました。

アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました。

2017年11月20日

広島市の市町村合併の歴史とイベント「町イチ!村イチ!2017」


同窓生の中には、広島を離れて、かなりの年数が経った方や広島の家はすでにない

という方もおられると思います。

そうなりますと、広島の住所変更にやや疎くなりますね。

ずっと遡って、明治21年の広島にあった下記の郡と区。

人口は合わせて、105,578人。

・広島区(113の町村を含む)

・安芸郡仁保島村

・安芸郡矢賀村

・安芸郡牛田村

・沼田郡(打越村、楠木村、新庄村)

・佐伯郡(己斐村)

 

上記の区と郡は、市制および町村制が施行されたため、翌明治22年に「広島区」が

「広島市」に、沼田郡は沼田郡三篠村になりました。

 

昭和28年、上記の全てが「広島市」として統合されました。

人口は、285,712人。

 

そして、現在の広島市には下記の区ができています。

1,055の町が含まれています。

人口(2015年)は、1,194,000人。

・中区

・東区

・南区

・西区

・安佐南区

・安佐北区

・安芸区

・佐伯区

 

広島県のHPに、市町村合併の記録がまとめられています。

比較的最近の合併では、平成17年に佐伯郡湯来町が広島市に編入されています。

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/10029.pdf

 

広島市のHPには「現行町名と廃止町名の一覧」もあります。

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1110870492495/index.html

 

広島の公立高校入試に、「5%組」というものがありました。

広島市外からの入学者は全入学者数の5%と決められており、難関となっていたそうです。

今なら、5%枠でなくなった町村もありますね。

 

町村といえば、「広島県町村会」から、こんなイベントのお知らせが来ています。

「町イチ!村イチ!2017」

全国330町村がイチ押しのお宝を携えて、東京国際フォーラムに集結するとのこと。

自慢の産品、ご当地グルメ、伝統芸能や工芸品など町村の魅力が盛りだくさん。

120体のご当地キャラクターも大集合だそうです。

広島県からは、熊野町(キャラクターはふでりん)、坂町、安芸太田町

(キャラクターはもりみん)、神石高原町が参加。

広島県内全9町のパンフレットも展示し、移住定住の相談も受け付けるとか。

http://machi1mura1-2017.com/

 

広島県人も潜り込んで、故郷を感じてみるのも良いかもしれませんね。

2017年06月24日

100年先に伝えたい映画「この世界の片隅に」


広島が舞台のアニメーション映画で、

2017年の第40回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞した

「この世界の片隅に」 。

 

昭和20年。主人公のすずさんは江波生まれ。そして、呉にお嫁に行きます。

溢れる温かい広島弁。

天真爛漫なすずさんでしたが、死が日常的となる生活に突入していきます。

そして、原爆投下。

至近距離での焼夷弾の爆発、防空壕での音や振動、原爆投下の描写が

かなりリアリティがあるとの評価。

そして、映画で描かれている戦時下の広島の風景は、徹底的な現地調査と

ヒアリングによって再現したそうで、こんなロケ地マップもあります。

(映画では昭和8年の設定)

 

中島本町


 

江波

映画製作は、クラウドファンディングで3,374名のサポーターから39,121,920円の制作資金を集め、

日本全国からの「この映画が見たい」という声に支えられて完成したとのこと。

「アニメーション=子ども向け」という認識はどんどん崩されている昨今ですが、

この映画のストーリーとテーマに衝撃を受けた「大人」から「100年先に伝えたい映画」と

評価されています。

9月にはDVDが発売される予定だそうです。

映画の公式サイトはこちら。

http://konosekai.jp/

2017年05月20日

著名人の広島来訪


平和公園や原爆資料館には、オバマ前アメリカ大統領の他にも、著名人がたくさん訪れています。

ゴルバチョフ元大統領、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世、マザー・テレサ、ダライ・ラマ14世、

ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)、オリバー・ストーン映画監督・・・

 

1959年7月25日にキューバからチェ・ゲバラが使節団として来日し、公務の合間を縫って、

当初予定に入っていなかった広島訪問を本人の希望で敢行したそうです。

更に、キューバに戻ってからは、初等教育で広島と長崎への原爆投下を取り上げさせ、

これは現在にまで至るとも聞きます。

チェ・ゲバラの娘のアレイダ・ゲバラさんも2008年に広島を訪れ、講演をされたそうです。

「平和のために闘うためにはここを訪れるべきだ」と、チェ・ゲバラが生前に記した

広島訪問時の絵はがきを見たのが、アレイダさんの来訪のきっかけと聞きます。

 

来訪された方々にはそれぞれの立場や思想があると思いますが、広島の人が平和公園や資料館に

込めた思いや、そこを訪れる人へのメッセージをちゃんと受け止めて持ち帰り、

その地でまた平和への発信をしてくれるとしたら、すばらしいことです。

被爆時の記憶や傷跡は早く消し去りたい方も多かったはずですが、原爆の記録を後世に残してくれて

改めて感謝したい思いです。

 

今年10月に公開予定の映画「エルネスト」(阪本順治さん監督、オダギリ・ジョーさん主演)には

チェ・ゲバラの広島訪問のシーンが出てくるそうです。

http://www.ernesto.jp/

2017年02月02日

東京江田島ファン倶楽部


母校には毎日、島々から船で通学する生徒がいます。

美しい瀬戸内海の風景を保ちつつ、交通便も確保している広島ならではの環境

かもしれません。

島々の存在は、広島を大きく支えています。

特産物も豊富で、お土産ばかりでなく、地元の人たちの大好物がたくさん。

中でも江田島は、東京にファン倶楽部があるとのこと。

この倶楽部の集いに参加された方からのレポートをお送りします。

 

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「東京江田島ファン倶楽部」

広島湾に浮かぶ江田島市(江田島・能美島)。

この「えたじま」を元気にすることを目的とした「東京江田島ファン倶楽部」

という会があります。

この会員情報交換会に参加して来ました。

1月21日(土)、銀座の広島ブランドショップTAU3階「お魚&江田島バールPaccio」で開催。

江田島市長の挨拶、当倶楽部の活動報告等の後、交流会スタート。

江田島産食材をメインとした料理を食べながら(もちろんアルコール類も飲みながら)、

50名を超える参加者は、広島弁(当然ですね)で江田島の現状と将来ビジョンについて

それぞれの想いを語っておられました。

参加者の多くは江田島・能美島出身ですが、故郷を離れかなりの年数を経た方々が殆どです。

東京から見ると点でしかない「えたじま」への想いを銀座で語り合えることに、

あらためて故郷を想う悦びを感じました。

 

「東京江田島ファン倶楽部」へは、東京周辺在住で、江田島にゆかりのある方はもちろん、

江田島に興味のある方ならどなたでも入会可能です。入会金・年会費は無料。

活動内容は江田島のPRです!周囲の方に江田島の魅力を発信しましょう。

また、首都圏で開催されるイベントへの協力も可能な範囲でお願いします。

*具体的には、昨年11月に池袋サンシャインシティで開催された全国島しょ部の

 PRイベント「アイランダー2016」への出展等です。

ご興味のある方は「江田島ファンネット」のHP(http://etajimafan.net/)を訪れて下さい。

倶楽部の案内が掲載されています。


 

また、江田島市では、ふるさと寄附金として、

一度に¥10,000以上の寄附をいただいた方に対し、

記念品を贈呈しています。

詳しくは下記、江田島市のHPを参照下さい。

(ふるさと納税ではありません)

http://www.city.etajima.hiroshima.jp/cms/articles/show/3317

2016年11月23日

広島神楽が熱い!


広島県北部に昔から伝わる「広島神楽」 。

この神楽が最近、注目されています。

東京公演も定期的に行われ、次回1月14日が第6回目となります。

詳しくは、コチラ(http://akitakata-kankou.jp/

 

私も観に行きましたが、「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」は巨大なオロチが

舞台いっぱいに躍動し、大迫力でした。

次回公演での演目は、「八岐大蛇」「儀式舞 神降し」

「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」「伊吹山」「羅生門」です。

神楽の衣装を試着したことがあるのですが、重さ20kgで価格は200万円だそうです。

豪華絢爛な刺繍は、全て手作業によるものだとか。

こんなに重い衣装を身につけて、時に激しく舞い通すのは大変なエネルギーを

要すると思います。

 

広島の安芸高田には、「神楽門前湯治村」という神楽を楽しみながら、

宿泊したり温泉を楽しめる施設もできています。

*画像は神楽門前湯治村のパンフレットより


 

この地域では、神楽をイメージした「夜叉うどん」

などの地元メニューも用意されているようです。

 

神楽を扱ったドラマも放映されます。

「舞え!KAGURA姫」(NHKひろしま BSプレミアム)

H28年11月30日(水)夜10時から放映。

 

ドラマに描かれている「神楽甲子園」

(正式名称:高校生の神楽甲子園ひろしま安芸高田)は

毎年夏に上記の湯治村神楽ドームで実際に開催されている

イベントです。

 

このドラマも、郷土の伝統芸能の保存・伝承、そして更に

後継者の育成に一役かってくれると良いですね。

2016年06月12日

「会報作成」レポート~こんな流れで作っています~


二水会が終了すると、会報作成が忙しくなります。

年2回お届けしている(年会費納入者に送付しております)会報がどのように作られているか

をご紹介いたします。

 

まずは原稿集めからスタートです。

二水会関連では、卓話者への原稿送付依頼や出席者名簿作成、懇親会でのスピーチのテープ起こし、

そして膨大な数からの掲載写真の選定。

他に収支報告、皆様の近況、各学年の同期会レポート、同好会の活動報告等。

集まった原稿と写真を業者にレイアウトしてもらい、第1稿が完成しますが、実はここからが山場です。

役員と当番幹事が力を合わせて、校正に取り組みます。

もちろん全員アマチュアで仕事後の疲れた体で挑む方も多いのですが、大先輩を含む多くの方が読まれるので、

誤字脱字のみならず事実確認や、編集内容に失礼がないかの検討等かなり気を遣う作業となります。

この作業には、会長も事務局長も赤ペンを持って取り組まれます。


下記のような流れで校正は進みます。

1.集まった原稿を役員が校正して業者に提出

2.届いた第1稿を役員と当番幹事が各自校正

3.2を反映させた修正原稿を業者が作成

4.ホテル「グランドヒル市ヶ谷」の喫茶スペースで頭を寄せ合って、

  修正原稿を更に校正

  (疲れた頭をラーメン「日高屋」の餃子で癒して終了)

5.業者が第2稿作成

6.2~5の繰り返し

 

修正箇所がなくなる第3稿位で、いよいよ入稿です。

校正作業が終わる頃には、会報の内容がほとんど頭に入ってしまうので、

せっかく完成した会報を手にしても新鮮さがないのが少々残念です。

 

余談ですが、この会報の送付は諸事情により事務局長のお役目となっているのですが、

お送り先がかなり多いため、なかなか大変な作業です。

ご家族に手伝っていただいているとも聞きます。

このように、会報は役員や当番幹事が力を合わせて作成しております。

至らない点も多いかと存じますが、今後ともどうぞご協力をお願い申し上げます。

 

さて、最新号の会報ですが、現在、業者さんが第3稿作成中です。

近日中にお届けできるかと思います。

また、ご意見ご要望、皆様からの会報原稿がございましたら、

どうぞ遠慮なくお知らせください。

お待ちしております。

 

日高屋の餃子

2016年03月19日

MIYAKE ISSEY展(三宅一生の仕事)



昭和32年卒の大先輩であられる三宅一生さんの展覧会が開催中です。

会期:2016年3月16日(水)~6月13日(月)

場所:国立新美術館

 

日常から離れたデザインの服というイメージが強いかもしれませんが、この展覧会に行くと、

「仕事展」というタイトルの意味が「ファッションショー」ではないことがよく分かりました。

デザインやファッションをデザイナーの頭や心からアウトプットして、

見る人に表現する作業への信念やこだわり。

できあがりの見かけだけでなく質を精査し、そして着た時の動きを研究する過程。

そういったものが感じられる内容です。

たとえば、プリーツは先に生地に作っておくのではなく、衣装ができてから、

その服の動きに合わせて美しく見えるプリーツを後から作るのだそうです。

(プリーツを作る機械も展示)

 

個性的なデザインの衣装をまとったマネキンがズラリと並ぶ会場は、ちょっとSFの世界のよう。

針・糸・ハサミを使わない服、5人分の服がつながった1枚の布でできていたり・・・。

蝶の羽を組み合わせたような立体的な衣装には曲線にかわいらしさがあったり、

無機質・人工的なデザインに品のある温かさがあったりと、難しいながら楽しめました。

日本のテイストを取り入れているものも多く、展示の映像では東洋系のモデルさんも出演していました。

横尾忠則さんの絵を取り入れた服があったり、バレエの衣装を手がけたりと世界に枠がないですね。

とても大きくて広い世界観を持ちながら、足下にも目を配る・・・

三宅一生さんはそんな方なのかなーと想像しながら、マネキンを覗き込んでいました。

衣装のミニチュアをモニターの案内に従って着せるというコーナーがあり、多くの来場者が挑戦していて、

人気がありました。

服の着脱を体験するものですが、畳まれている状態にもデザインが意識された作品が多いことから、

平面から立体になる瞬間が楽しめました。

 

先日、一生さんがフランスのレジオン・ドヌール勲章(コマンドール)を受賞されたこともあってか、

閉館間際でもかなりの熱気がありました。

会期が長いので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

「MIYAKE ISSEY展(三宅一生の仕事)」

 http://2016.miyakeissey.org/

2016年02月11日

学年幹事会が終了しました



2016年2月4日 ホテルグランドパレス(九段下)にて学年幹事懇親会が開催されました。

(参加者36名)

ゆったりとした空間で23階からのすばらしい夜景を臨みながら、歓談の熱気に包まれます。

先輩後輩が入り混じり、グラスを傾けながら幅広い話題で盛り上がります。

その年の当番幹事学年が次年度の当番幹事学年にたすきを渡すのもこの会です。

 

各学年に「学年幹事」が2~3名おり、鯉城東京同窓会事務局とその学年の卒業生

とのパイプ役をしてくださっています。

卒業生が増えて、大規模な同窓会となり、また個人情報の扱いも厳しい昨今では、

旧交を温めたり、新しい交友を育むための情報を伝えるのも難しくなっています。

そこで、各学年をとりまとめている方や人脈を伝って連絡をしてくださる方に自薦・他薦で

「学年幹事」をお願いしております。(他には特にお仕事はありません)

平成卒の学年もどんどんパワーを発揮し、同窓会を牽引し始めました。頼もしいですね。

ご自身の学年の幹事がどなたなのかを知りたい方、学年幹事を引き受けるよ!という方は、

当HPの「お問合せ」フォームからご連絡ください。

おって、事務局よりご返信申し上げます。

2015年12月05日

原紺乃華書展2015@セントラルミュージアム銀座


S37卒原紺先生の書展に行ってまいりました。(2015年10月29日~11月1日開催)

書道に心得のない私ですが、東京での書展であれば、ここ6~7年は全て伺っていると思います。

なぜなら、毎回新しく、毎回元気をいただけるから。

作風がコロコロ変わるわけではないですし、原点が大変なご苦労や人間の哀しみを乗り越えた先にある、

笑みと温かさなので、会場内にどっしりと凛とした重みがあります。

なのに、ポップでアバンギャルドな感さえあるのは、どんどん突き進んでいる先生の人生が作品に

表れているからだと思います。

原紺先生の作品は、「静」を大きく包み込む「動」といったところでしょうか。

 

ここに掲載している小さな画像(作品集より)を想像して、会場に行くと驚かれると思います。

床から天井まである大きな作品がびっしりと壁を覆っているエリアは圧巻です。

「耳なし芳一」が、自分の身を悪霊から守るために体中にお札を張り付けた場面を思い出し、

そのエリアにいると、何かから守られているような感覚に。

 

筆に託す想いは「文字」でありながら、医学論文から発せられていたり、

作品「氷るモスクワ バスを待つ男」のように印象的な場面であったりと小宇宙的です。

絵画のような、建造物のような、読経を聞くような、映像のような・・・枠に捉われない鑑賞をさせてくれます。

書の文字を読んでいると、原紺先生がそばに来られて、「文字を読んではだめよ。全身で感じるのよ」と

声をかけてくださいました。

 

 

東北大震災「祈り」は、「私たち僕たち存在したのよ 忘れないで!!」

というサブタイトルで、被害に遭った方々の目線で書かれ、

しかもたくさんの笑顔に満ちています。

 

次回の書展には、書にご興味のない方にも是非行ってみていただきたいです。

2015年10月04日

日和田山ハイキング(ウォーキング同好会)



前日まで雨模様で開催が危ぶまれましたが、当日は雨も上がり5名で実施。

何もない(失礼)武蔵横手駅をスタート、杉木立に覆われた林道や羊歯の生い茂る小道を

のんびりと、五常の滝~北向地蔵を巡り、物見山山頂でランチ休憩。


生憎の曇り空で眺望は悪い。

休憩後、次の目的地日和田山へ。途中は尾根歩きなので余裕…でしたが、最後に急坂の出迎えがあり、

ちゃんとした登山気分で日和田山登頂。

この頃になると晴れ間も覗き、山頂からは高麗市内や、遠く新宿、池袋、大宮等のビル群等も見渡せ、

スカイツリーも発見!(残念ながら富士山は雲隠れ)

下りは急な岩場等があり、滑る足元に気を付けながら下山。

下山後は一面の曼珠沙華を観に巾着田へ。

 

生憎、曼珠沙華の見頃は過ぎており、近くで見ると多少色褪せていましたが遠目に見ると圧巻です!

一帯は曼珠沙華祭の最中で、出店が立ち並び賑わっていました。

我々も誘惑に負け、腰を据え缶ビールや升酒でしばしプチ宴会。

喉を潤した後、咲き始めのコスモス畑を抜け無事ゴールの高麗駅に到着。


これで終わり…ではなく、なんと初参加それもスタートが2時間程度遅れしまったにも係らず、

同じコースを踏破中の方がいらっしゃいました!

プチ宴会のおかげでもうすぐ高麗駅とのことでしばし待ち、無事合流。

その後池袋に移動し居酒屋で反省会(ほぼ女子会の様相でした)を実施し解散。

色々と中身の濃いハイキングでした。


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ウォーキング同好会は、季節を堪能したり、街の魅力を再発掘したりと魅力的なルートを散策します。

個人でも良いですが、仲間と歩けば発見も多く、楽しさ倍増です。

散策後、すっかり身体も心もほぐれたところで打ち上げも。

行く先やテーマのリクエストも受付中とのことです。

初めての方も遠慮せず、是非ご一緒に。

開催予定は、鯉城東京同窓会HPに掲載されます。

2015年08月29日

今はなき高校プールのエピソード。

そして、水の中だけど熱い水泳部。


今はなきプールと水泳部のことについて、OGの三戸康子さん(S59卒)にアンケート形式で教えて頂きました。

校舎に囲まれ、敷地奥にあったプールでの部活動は、どんなものであったか知らない方も多いのではないでしょうか。

また、卒業生待望の同窓会館ができた一方で、プールへの想いを断念した経緯もやはりあったのですね。

水泳部を立て直したS56年卒メンバーには、お兄様がおられたとのこと。

 

1.水泳部自慢をお願いします。

個人競技はどれも同じかもしれませんが、勝敗・順位より試合でベストを出せたかどうかが一番大切なことなので、

予選落ちでも、皆が喜びを分かち合えました。

ほぼ、幽霊状態であった水泳部は、昭和56年卒業のメンバーが立て直し、基礎を作りました。

プールの下にあった部室は、応援団が使うようになっていたのですが、交渉して返還してもらうなど、先生に頼らず、

部員達で考えながら乗り越えた伝統があります。(そんな経緯があり、今でも応援団の方々とは仲が良いです)

だからこそ、今もこうして現役生は、グリーンアリーナのプールで頑張って練習を続けているのだろうと、

頼もしく見守っています。

 

2.夏の練習内容、冬の活動を教えてください。

夏は、アップ200m、キック50m×20本、プル100m×10本、 コンビ、それぞれのベストタイムによるインターバル100m×10本。 

ダッシュは、インターバルで遅くなったら増えていくので、こなした量は覚えいていません。ダウンはだらだら200m。

冬は、吉島のプールに行っていました。

陸上でのトレーニングもあったのですが、私はかなりサボっていたのと、嫌々やっていたのもあるので忘れました。

 

3.プールにまつわるエピソードがあればお願いします。

昭和40年頃出来たプールで、とにかく老朽化が激しく傾いていました。

循環機能が50%くらいしか働いておらず、とにかく水が汚かったです。

練習中は水の栓を開けておき、身体が火照ったら、冷たくて新しい水を求めて栓に近寄っていました。

お盆頃に水替えをするのですが、その直前にあまりに水が汚いので、水道水を三晩出しっ放しにしたことがありました。

水道料金の請求額が跳ね上がったらしく、先生から叱られました。

 

4.プールがなくなると知った時、どんなお気持ちでしたか?

卒業してからも、夏に集まってOB会を現役と一緒にやっていたので、もうあの場所で、OBvs現役で水泳リレーが

できなくなるなぁと残念な気持ちになりました。

マスターズでも頑張っていらっしゃる先輩もいて、一人25mのリレーならOBが勝っていましたよ。

市立の高校はプールを何度も改装したという話を聞いていたのですが、県立は国泰寺に限らずスポーツ推薦のある皆実

でさえプールがありません。卒業してからプール取り壊しになるまでの間、この差の理由について不思議に思っていました。 

プール跡地が空き地であった時は、「いつか、いつか」とプール新設を願っていましたが、とうとうかすかな希望の灯火

が消えました。

 

5.他に水泳部やプールに関するエピソードがあればお願いします。

グランドの運動部員が練習後に、汚れたユニフォームのままプールに飛び込んでいたのはとても腹立たしかったです。

私たちにとっては遊び場ではないという想いがありましたので、せめてシャワーで汗を流してから入ってほしいと

思っていました。

 

校舎に囲まれていて日が当たらないので、春は水が本当に冷たかったです。

4月新学期が始まったらすぐに泳いでいたので、「15度~17度の水でも泳いでいる」という誇らしさと

「見られて恥ずかしい」気持ちの両方がありました。

 

1984年頃のプール(卒業アルバムより)


私の卒業アルバムを見ると、水泳部は表彰状をたくさん持っていますね。

水泳はまさに自分との闘いだと思います。

地道な努力が自分の誇りになるスポーツであることが、伺ったお話からも伝わってきました。

三戸さん、貴重なお話をありがとうございました。

 

三戸さんは、広島でゲストハウス「Lappy」(ラッピー)という宿を経営されています。

日本文化や行事、和服の着付け、広島のお好み焼き作りなどの体験ができる宿で、

世界各国からのお客様も来られるようです。

ゲストハウス Lappy:http://lappy.jp/

2015年08月02日

映画「ひろしま」の上映会


8月に入り、また今年も原爆の日がやってきます。

広島を離れると少し、遠くに感じる原爆ですが、今年は、7月25日に我孫子のけやきプラザで行われた

映画「ひろしま」の上映会に参加し、子供のころ、親や親戚や先生などから聞かされた話を思い出しました。

この上映会は、昭和30年卒の濱田洋子先輩が中心となったグループの皆さんの企画により実現したものです。

当日は、大変な暑さにも関わらず、多くの方が、観賞に来られていました。

鯉城東京の関係者も春の二水会で案内があったことから、20名くらいの方は来られていたようです。

上映に先立って、濱田さんと核廃絶プロジェクトプロデューサーの小林さんが挨拶に立たれ、

広島との繋がりや映画作成時のエピソードなどを紹介されました。

 

映画本編の方は、原爆の悲惨さとともに学校、家族でのつながりを被爆前後から後遺症の様子が

明らかになって来た時期の中で克明に描かれていたと思います。

被爆後、多くの人が川に入って、生き延びようとしたシーンがあります。

そして、この場面でも先生と生徒がお互いを励ますように歌ってた「鯉城の夕」、

私が知る野球やサッカーを応援する時とは全く違った場面でしたけど、

人の繋がりという面では同じだったように感じました。

 

今、この映画を多くの場所で上映していこうという動きがあります。

広島では8月1日から7日まで広島八丁座で上映されます。そのうち、皆さんの町にも来るかもしれません。

その際には、ぜひ一度、観ていただきたい映画だと思います。

 

これは、1953年7月に発行された新聞記事

2015年06月22日

野球部が雑誌に掲載されました


 

広島の中心地にある母校のグランドは、

決して広くはありません。

サッカー部と野球部は、グランドを半分に区切ったり、

時間をずらして練習をしていました。

その隣で陸上部が練習し、階段部分で放送部が発声練習。

体育祭が近づくと、応援団の華やかなる特訓も。

私の在校時は、そんな風景でした。

 

 

さて、現役野球部が雑誌に掲載されました。

「週刊ベースボール 6月25日号増刊」

 

かなり大きい記事です。

先輩方には「幻の試合」があったりと、深い想いを抱いておられる方も多いようですね。

夏の甲子園予選開幕では、国泰寺の現役選手が当時のユニフォームを着て行進するのだとか。

またOBは12月に他校OBチームとの記念試合も予定しています。

 

球児の魂は時を越えるのですね。

今年は、国泰寺高校の野球部が熱くなりそうです。

2015年05月13日

祝・卒寿!


卒寿を迎えられた昭和18年ご卒業の末田先輩に、5月13日開催のニ水会で、

同窓会からのお祝いとして、「お誕生日新聞」を贈らせていただきました。

「お誕生日新聞」は、指定した日の新聞を冊子にしてくれるサービスです。

冊子には、先輩の御誕生日から今年の御誕生日までの10年毎の新聞10枚が綴られています。

新聞の各頁は、第一面とテレビ番組欄がA3で両面コピーされており、

その日・その時代の出来事や文化を象徴する内容になっています。

 

先輩のお話では、戦争に駆り出されていたため広島で原爆にも遭わず、

忙しく過ごされているうちに90歳を迎えていたとのこと。

きっと充実された年月だったからこそ、早く過ぎたのでしょう。

これからも新聞のページが増えますよう、お元気でお過ごしください。

また、後輩へのご指導を引き続き宜しくお願いいたします。


2015年02月08日

学年幹事懇親会が開催されました



学年幹事とは、各卒業学年と鯉城東京同窓会のパイプラインとして、

学年のとりまとめや情報をやりとりをしてくださっている方々です。

同窓会とは疎遠になっていた方でも、当番幹事をこなしたりしていくうちに、

いつの間にか同窓会を支えるメンバーになっていた・・・

という自然な流れで引き受けてくださった方が多いです。

各学年で平均2~3名おられ、この日は役員を含めて45名が集まりました。

 

そんな学年幹事さんたちと役員が一堂に会し、学年を越えた親交を深めるのがこの懇親会です。

年に1度、新年会のタイミングで開催されます。

当番幹事の新年度担当学年への引き継ぎもこの場で行われます。

 

 

今回は、九段下のグランドパレスホテルの23階からの夜景というすばらしい演出付のロケーション。

平成3年卒の映画監督 時川氏(ブログ記事でご紹介している「ラジオの恋」)にも

広島からお越しいただきました。

 

*画像は、S53年卒の久保田様よりご提供いただきました。

日頃からプロレベルの天体画像を撮っておられるので、

こういったショットでも構図と月の魅力がすばらしいですね。

2014年12月28日

卒業生(H3)の時川英之監督映画「ラジオの恋」が全国公開



平成3年卒業で広島在住の時川英之監督の映画「ラジオの恋」が広島での大ヒットを受け、

全国公開されます。

広島の美しい街並みに展開する、心温まるストーリーとのこと。

「ラジオの恋」ウェブサイトはコチラ(http://radiolovefilm.com/)

 

上映開始日:平成27年2月21日(土)

上映会館:新宿武蔵野館(新宿駅中央東口すぐ)

     TEL03-3354-5670

入場料 :当日券1,800円(前売り特別観賞券1,400円発売中)

上映時間:70分

 

映画を監督された時川氏は、サッカー部でキーパーをされていたとのことです。

なお、関東在住の方には、会報と一緒に映画のチラシと時川さんのメッセージを同封しております。

監督・脚本を手掛けた時川氏のサイトはコチラ(http://timeriver.jp/)

  

お楽しみに!

2014年12月27日

会報「鯉城東京同窓会」82号完成!



H26年11月12日に開催されましたニ水会の内容を中心に、各卒業年次の同窓会活動や同好会の内容、

近況などを掲載しております。

年内にはお手元に届くと思います。

(同窓会会費を納められている方に郵送しております)

住所変更他で届かない場合は、お手数ですが、ご一報ください。

クロネコメール便を利用しますので、郵便局に移転届けをされていても届かない事があります。

 

会報についてのご意見、お問い合わせは、鯉城東京同窓会お問合せフォームよりお願いいたします。

2014年12月20日

ブログの開設について


同窓会事務局からの情報発信ツールとして、本日ブログを開設しました。

会員や学生の活躍のお知らせ等の記事を掲載予定です。

ご期待ください。